世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」東京とフィレンツェをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「Retromobile 2」 前回に引き続き、パリの自動車イベント「レトロモビル」について。 日本で騒がれているテロ。しかし実際は拍子抜けするほどの平和っぷりで、 タクシーの運ちゃんなども「誰が騒いでるのかねえ…。」とどこ吹く風。 実際は何かしらの変化があるのかもしれないが、実は滞在中かなりの距離を街中を練り歩いてみたが、それでもなにかしら物騒なものを感じることは叶わなかった…。 それはともかく、レトロモビル。前回はメーカーのブースについての話を少々述べたが、レトロモビルのもう一つの(というか本来の)目玉はパーツと中古車の蚤の市。 今や、ドイツのエッシェン、イタリアの…
世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」東京とフィレンツェをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「Retromobile」 パリの自動車イベントに来ている。 それもパリ・サロンでなく、レトロモビルにだ。 テロがらみで物騒なことになっているパリだが、ちょいと別件の仕事があるので二年ぶりにフランス最大級の旧車イベントにやってくることとなった。 なぜ、そこまでしてこのイベントに遥か遠く日本から出かけるのか? そりゃ答えは単純。楽しいからだ。 日本で想像する自動車のイベントとは違い、いつも何かハッとさせられるところがある。 その名前からも容易に想像することができる「レトロモビル」は旧いクルマを主とするお祭りで、今年で実に40回目を迎える伝統ある行事。 会場はパリ・サロンが…
世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」東京とフィレンツェをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「私をスキーに連れてって」 寒中お見舞い申し上げます。 前回のバブルつながりになるが、バブルの冬といえばスキーを思い出す。 苗場にニセコに、なにやら浮ついたスキーリゾートが乱立まくっていたのもこの頃。 関越にできたリゾートマンションなど、今はタダみたいな値段で購入できるらしい…。(買うのは安くても管理費がすごいらしいが。) 誰もが週末ともなるとスキーに出かけた時代が今では懐かしい。 今「私をスキーに連れてって」なんていう子はいないんだろうが、まあ、もったいない話だ…。 さて、ヨーロッパの冬といえば、ある意味日本どころではない厳しさがある。 だからこそ楽しむのだろうが、イタリアの冬は決まって雪山へGO…
世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」東京とイタリアをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「ちょっとバブってる?」 思えば、それは夢のごとし…。 バブルの狂乱から早四半世紀。よくもまあ、あんなに肩パッドが入ったジャケットなんか羽織っていたなと感慨も深いところだが、狂乱の時代であり、また日本がすごく元気だった頃であったことは間違いない。暗黒の90年代中盤、ITバブルでちょっと持ち直した人もいたが、サッカーW杯の共催や冬季オリンピックがあったにもかかわらず、どうにも煮え切らないまま大震災…。 正直、海外にいてよかったと思ったことも多々あったものだ…。 ところが、である。 昨年ころからか、やはり東京オリンピックが決まってからなのか、にわかに夜の街のにぎわいが戻り、震災以降足が遠のいていた観光客も…
世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」東京とイタリアはフィレンツェをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「モーターショーを考える」 自動車業界の春は、1月のデトロイトとともに明ける。続く3月のジュネーブにかけて、同業界はある種の年次の挨拶を重ねる重要なショーになっているのだ。言ってみれば「いやあ、去年はエライコッチャけど、今年はどないでっか? ぼちぼちでんなあ…。」というやりとりが飛び交う「ご挨拶」場だったりする。 もちろん、例えば今年F1復帰を果たすホンダさんが満を持してリリースする新生NSXなど話題の車も重要だが、一方ですでに売れているクルマをたくさん持っているメーカーは、そんなに大きな動きを見せなかったりするので、その温度差を見るのが実はショーの楽しみだったりする。 ともかく、「なん…
世界各国のクルマとその文化、風俗、流行などを 「ごった煮」にしてお届けする「Bollito Misto!」 東京とイタリアはフィレンツェをせわしなく行き来するコレツィオーネ特派員Nが語る。 「新年あけましておめでとうございます」 なんだかんだで60回目を迎えた「イタリアよもやま話〜Bollito Misto」ですが、新年を機にちょっと模様替えをしたいと思います。(単に気分転換です。はい。) 相も変わらずイタリアや欧州の文化風俗、食べ物にクルマ、様々なことに触れていくスタイルは継承しつつも、今年はこれまで以上にクルマに深入りしていくマニアックな構成にしていきたいと思います。 どうしてもイタリア暮らしなので、イタリア車中心にはなると思いますが、なるべくフランス車にも触れますね。2015年は2月からパリで開催される旧車の一大イベント「Retromobile」にも参上しますの…