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意外なことに、ヘルメットは努力義務になりそうな日本の電動キックボード事情。どこよりも厳しい法律が律せられるのが日本の常だと思っていたが、イタリアでさえヘルメットは義務化になりそうなのに、まさかの日本がヘルメット着用が努力義務だという。 今も都心で結構見かける電動キックボードだが、時々クルマを運転していると特に夕暮れ時にヒヤッとするときがある。 実質人間だけという感じで、自転車以上のスピードでスーッと移動しているときがあるので、なんというか、質量を感じないというか、路上を走るモノとして感覚的にまだ認識できていないからなのだと思う。 特定小型原動機付き自転車となるキックボードだが、今回の改正案によると長さ190cm×幅60cm内に収まる車体が前提で、最高速度20km/h以下で制御。なので、実質は道路交通法の「普通自転車」の規定と変わらないものになる。ちなみに、21km/h以上30km/h以下の…

聖地巡礼なんて言葉が流行って久しいが、やはり学生時代の私にとっての聖地はトリノ市だったし、なかでもミラフィオーリ工場とリンゴット旧工場だった。 はじめてのクルマがFIAT X1/9という変わり種の私は、大学時代に自分と仲間のイタリア車のパーツを買うためにトリノへ出向いた。 本当は1990年の秋に訪れる予定だったのだが、たまたまイラク航空を予約していた私は、湾岸戦争のおかげで外務省の通達を受け渡航断念。二年後ようやく念願叶ってトリノ上陸を果たしたのだった。 今思えばイタリア語もできないのに、ポケット辞書さえあればなんとかなるだろうと、インド経由の南回りでローマ経由のトリノ入りしたが、最初の二日は疲労困憊でただひたすらホテルで寝呆けていた。 ようやくレンタカーを借りて、初めて訪れたリンゴットの感動はいまも忘れない。当時すでに工場でもなんでもなかったリンゴットだが、ここが多くのFIAT車の生まれ…

2月24日、ついに戦争が始まってしまった。もちろん、事の是非についてはこういった場所で話すべきではないと思うので控えさせてもらうが、以前にも話したことだけれども、この50年、なかなかいろんなことが起きている。 今からおよそ50年前の1973年の10月には中東戦争を発端とする石油ショックがあった。そのころ過ごしていた沖縄ではまったくベトナム戦争のまっただ中だった。 フツウに輸送機が戦車を載せて毎日基地から飛び立っていたし、友だちのお父さんは時々戦地へ出向いていた。 受験勉強していたころは東西冷戦があったわけだし、ワルシャワ条約機構と北大西洋条約機構(NATO)との関係性なんかもフツウに勉強をした。 ま、それでもバブルがあったおかげでなんかフワついた世の中ですごしてしまったせいか、すっかり平和だとか信じ切っていた。ところがどうだろう。よくよく振り返ってみると結構なことが起きているではないか。 …

いやあ、引っ張ってしまった。あのままだと、フェラーリのSUVを否定した形になるのがイヤだったのだ。 ポルシェもアルファもロールスもベントレーも、ランボルギーニだってSUVを作っているんだからフェラーリが作ったって良いだろう。 ブガッティも出すべきだし、みんな作れば良い。スポーツカーメーカーがSUVを出したらイケないということでは決してないとは思う。 奇しくもフェラーリの新しいSUVは175プーロサングエとなるそうだが、その名は純血を意味する。 純烈みたいな感じだけど、形変われど、我々の志はまっすぐよ!という意味だろうから、そこはキッチリと受け止めてあげるべきだと思う。 ポルシェだって、あれだけマカンが売れているのに、渋々(失礼)911的なクルマを作り続けているわけだし、なんというか看板メニューさえ作り続けるなら、メニューのバリエーションやデザートを作るのは悪い話ではないだろう。 寿司屋で本…

最近よく見かける言葉だ。 意地の悪い話をすると自分なんだから勝手にすりゃあいいじゃん、って思うだけだが、きっと世の中がそういうことを許さないのかもしれない。 それでいうと、昭和の人たちは相当自分らしさをぐっとこらえて抑えていた気がする。 「こうしなきゃ駄目」「こうあるべき」 なんて言われたのは、むしろ今の若者よりオッサン、オバハン世代だと思う。だから、その反動で若者たちに「自分らしく」って言っているのだろうか? そんなに、世の中が「キミがキミらしいのはNG」って言っている気もしないのだけどどうだろう? 歌を聴いても、なんかちょっと励ますような歌詞が多くて、ちょっと気になるところだ。 そこでいうと、クルマのメーカーの「らしさ」というのも、近年ではかなり取り沙汰されている。 ポルシェがSUVで成功して久しいが、それを追う形で各国のブランドもSUV勝負に出た。 ついぞ、フェラーリからもSUVが出…

なんだかんだで、慣れさえ感じるようになってきたコロナ禍。そんなことじゃイケないのは分かっているが、とにもかくにも公共の交通機関よりはクルマが安全ということで、心なしか交通量も増えている。 クルマが増えるというのは環境的にはいろいろ言われそうだが、なんかちょっと嬉しいというのも事実。 アウトドアに救いを求める人も多いからか、ルノーのカングーやシトロエンのベルランゴなども好調と聞く。 例えば原宿なんかを歩いていると、表参道を走るクルマはいつもながら豪勢なブランドが多いのだが、その中に確実に旧車が増えている。国産外車問わずだ。 もちろん運転している人も割と若い感じ(40代以下)が多く、クルマ離れと言われた世代がこうして、わざわざ旧い車をスタイルとして乗ってくれているのを見ると、とても嬉しい気分になる。 バブル経験者ということもあるけれど、昭和の人ということもあるけれど、それでもやっぱりせっかくク…