Bollito Misto Vol.253
8万円…。結構な額である。
厳密には600ユーロなので、8万円強だ。(1ユーロ140円計算)
速度違反や駐車違反ではない。なんと電動キックボードの違反金である。
いまや、大都市を中心に、膨大な数のシェアリングキックボードがあり、若い子達を中心に、激安の交通手段として大人気を誇っている。
なので、痛ましい事故が後を絶たない。というわけで、政府も業を煮やして様々な罰則規定を出している。
現在イタリアでは、この電動キックボード運転に免許こそ必要ないものの、14歳未満は運転禁止、最高速度は公道で20km/h、歩道では6km/h、ヘルメット着用、二人乗り禁止となっている。
まあ、そりゃそうだけど、実は日本でも恐ろしいスピードで走っているのを見たことがある。
実は、時速100キロもでるような改造を施す猛者までいるというイタリア。
Amazonなどの通販で簡単に改造キットが手に入ることも問題視されているが、実際60km/hくらいで走っている若者も多いというのが現実的な話。
はたしてティーンエイジャーが600ユーロなんて大金払えるとは到底思えないが、それでもあんな華奢な乗り物で事故って大けがなんてことになれば、それこそ大惨事。
自分の子供には絶対乗るなというだろうなあと思う次第だ。
いろんな意味で。
それではまた近々。
A prestissimo!!