ヤングタイマーの時代到来

Bollito Misto Vol.254

RMサザビーズといえば、いまや世界最大最高級の高級車オークションの筆頭だ。

そんなRM。昨年12月に行われたマイアミのオークションでは、なんと1980 年代から 2000 年代までのクルマ達のみが登場。ロットの販売率98%、総収益4,000万ドルを記録したそうです。

この成約率は驚くばかりですが、予測された落札価格は高目ではなく低目が多かったものの、こうしたいわゆるヤングタイマーの人気が明るみに出た形になったようです。

珍しいところではランボルギーニLM002。

©RM Sotheby’s

安定の人気を誇るF40やF50、ポルシェの911はもちろん、AMG500SLや2.5-1.6EVOあたりのクルマも人気上昇しているようです。

©RM Sotheby’s

とにかく、旧いクルマにこれほど長く高い人気が集まるのは、やはり本当に今のクルマのデザインがイヤなのかなあなんて思ってしまう次第。

快適性や燃費などは今のクルマにかなうべくもないのですが、それでも独特の魅力はいまでも色あせないということなんでしょうか…。

それではまた近々。

A prestissimo!!