Collezione TV

公の場で政治の話はするな!というのがある種の常識{だった}。でも最近は有名無名問わず、みなさんいろんなところでご自分の意見を発信されていますねえ…。 ちょっと、本当にいいのかな? なんて思っちゃいます。先輩たちに「ダメ絶対!」と言われた昭和世代としては…。 そりゃそうですよね、人それぞれ考え方ってのがあります。気になる施策や思想があるなら、ご自分の耳と目でお確かめくださいというのがもっともな話。同じ考えの人と議論するのはいいけど、違う人をとやかくいうのは、ちょっと筋違い。 政治ってのは人間の生き方に関わってくる話ですし、そこには経済的なことも大きく関与するから、あんまり簡単に自分の考えを主張したところで、立場ってものも違うし、そもそも話が合わない人とは永遠に平行線ですし、そんなことで人間関係がこじれたりするのは、全くもって割に合わない話ですからね。 ©Americas Flag…

「南ちゃんをさがせ!」 ひと昔もふた昔も前のTVニュースのコーナーだった気がする。 昭和の人なら覚えているかも…。くわしくは面倒なのであえて調べません。 あだち充さんの人気マンガ、「タッチ」に登場するヒロインのごとく、高校のマドンナ的な女の子を紹介するコーナーで、もはや令和のコンプラ感覚では再現不可能というネタです。 ©小学館/あだち充 さて、南ちゃん。イタリア語にするとスッドちゃんです。 そうです、アルファ・ロメオにも記念すべき南ちゃんというモデルがあったのです。 正式名称 アルファ・ロメオ アルファスッド。 「アルファ南」って意味なんですよね。(強引?) アルファ・ロメオといえばミラノ(つまり北イタリア)の会社だったのが、南部との経済格差解消の一環としてナポリでも生産を行ったという記念すべきモデルです。 72年にデビューしたこのスッド。 ほぼ同期のFIAT127同様、かなり…

とどまることを知らない旧車価格の高騰。 毎度おなじみお金持ちコレクターや投資家に人気のBonhams Carsのローズアイランドでのオークションで、4億100万ドルという恐ろしい落札額のクルマがでたようです。 そのクルマは FIAT-OSCA 1500 Aerodinamica Berlinetta フィアット-オスカ 1500 アエロディナミカ・ベルリネッタ。 これまた名前が長い。 ©Bonhams Cars これは、フランコ・スカリオーネさん時代のベルトーネによるスペシャルモデル。 相当に凝った外装ですが、中身はマゼラティ兄弟の作品、直列4気筒1,491cc、104CVのツインカムエンジンに4速マニュアルが奢られています。 ちょうどいい。大きさも馬力も。 このクルマは、コンセプトカーの王様であり、やはり同じくスカリオーネさんが1955年に世に送り出した Alfa Romeo Berto…

つい最近書いたばかりのEVネタだけど、おかしな話題が飛び込んできた。 今度はアメリカの一大ショー、SEMAショーで物議を醸す一台が登場したというのだ。 なんと、あのフェラーリ・ディノがEV化されたのだ。 完全に「よりにもよって」という枠である。 これには本国イタリアをはじめ、世界中で物議を醸しており、不肖私めもモヤっとしている一人であったりする。公平な目線で考えれば、世界で最も美しい一台といわれるディノこそ、未来でも活躍できる(らしい)EVにコンバートされるべき一台かもしれない。 でも、エンジンにDINOとあるからディノだというのも揺るぎない事実だとも思うわけで…。 まあ、買った人の自由なので、周りがとやかくいうべきでないことは百も承知だが…。 まずはご覧あれ。 SEMAショーだからギラギラは許そう。 だがな、アメリカ人よ。「ダイノ」って呼ぶのはナシだろ? DINOはディノって言ってくれよ…

テクノロジーの発達により、最近のスーパーカーたちの性能はとどまることを知らない。500馬力でも相当な怪物なのに、最近じゃ1,000馬力なんてのも当たり前に見かけるようになってきた。 スーパーなので、それなりの数字が求められるのもわかるけど、1,000馬力もあると簡単に300km/hくらいは出せちゃうわけでしょ?F1やWecでさえ300キロ台なわけで、果たして一般公道を走るクルマにそんな馬力が必要なのかと、本気で思ってしまう。 年寄りみたいで、自分で言っていてなんかイヤな感じがするけど、さすがにやりすぎでしょ? といいたい。 私なんぞが想像できるようなお金持ちを遥かに超えたレベルなら、そりゃあ1馬力でも多く時速1キロでも速く走れるクルマがほしいのかも知れない。でもね、1,000馬力って、もはや「大盛り」を通り超えて「メガ盛り」以上のビックリワールドに突入しいると思うんですよ。 例えば最新のマ…

DXといえばデラックス…。ではなくデジタルトランスフォーメーションのこと。そう、最近あちこちで耳にする、あの新しいビジネス用の「DX推進」ってヤツです。 「DX推進とは、企業がデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務、組織、企業文化などを変革し、競争優位性を確立する取り組み…。」なんて言われてるが、簡単にいえば、デジタル化を進めて、さまざまな煩雑で不明瞭なことをなくしていこうという、まあまあ素晴らしい考え方だといえます。 確かにデジタル化によって、いろんなことが楽でスピーディになってきたことは確か。 おまけに、最近はAI、AIって本当にうるさい。いずれ人間のシゴトを奪う! なんて物騒な話も出るほどのデジタル化の嵐である。 そんな中、Z世代など若い子たちのアナログの世界が人気を博している。まあ、彼らはいわゆるデジタル・ネイティブなので、むしろデジタル以外ってのが新鮮なのもわかる。 だから…