昭和の時代、「報道によると…。」という口火によりはじまる、ドラマチックなバラエティ番組が存在した。(実に1971年から97年までの26年もの長きにわたり放映されていた)
同じような感じで「ウィークエンダー」なる番組でも「報道によると!」なんて言ってたなあ。
何が言いたいかというと、まあ「しらんけど」ベースのやや信憑性の薄い、それでいてちょっと魅力のある話題ってのはいつだって盛り上がるってことだ。

というわけで、今回の「報道によると」は、
「フィアット・グランデパンダ・アバルトが登場か?」
関係者筋の情報によると、すでにグランデ・パンダ・アバルトのコンセプトモデルが存在している可能性があるとのこと。
というのも、世界中を吹き荒れる内燃機関への回帰について、EV版を発表したものの記録的な不評をかこっているアバルトも画策しており、その新しい時代の幕開けとなるモデルがパンダ・アバルトだというわけだ。
少なくとも現在フィアットのラインナップの中で市場の反応が特に良いモデルは
- グランデ・パンダ
- パンディーナ
であり、イタリア市場でもヨーロッパ市場でも好調な評価を得ている。

ステランティスは、この人気を最大限に活用するため、トリノ発のBセグメントSUVにスポーツ仕様を追加し、アバルトの情熱的なブランドイメージを再び強化しようとしているという。
実にもっともらしい話ではある。

Foto / Stellantis CENTRO STILE FIAT
さて、このグランデパンダ・アバルト計画を報じたのは、自動車メディアの有名専門誌「Autocar」。
同誌によると、すでにスポーツ仕様の開発作業は進んでいるものの、まだ量産の最終承認は出ていないという状況だという。
フィアットおよびアバルト欧州責任者であるガエターノ・トレル氏は同誌の取材に対し、アバルトの遺産は今後のプロジェクトにも活用されると述べたが、それ以上の詳細は明かさなかった。らしい…。
うーん、どうすればこの発言から自信をもってパンダ・アバルトの記事がかけるのかは全く不明だが…。
現在、ステランティス陣営のスマートカー・プラットフォームには、アバルト向きの高性能内燃機関モデルが存在しないのに…。
でも、ハイブリッドなら話は別かもしれない。前輪を内燃機関にして後輪を電動モーター駆動にするパートタイム四駆にすれば、スポーティなキャラクターで、より効果的に新技術的かつ進化したトラクション性能を実現できなくはないし、グランデパンダ4×4なんて、パンダのもう一つの顔を飾るにふさわしいモデルになる可能性もある。
まあ、そんなことを言い出したらきりがない話だけど、結局のところ「知らんけど」という妄想レベルの話だったりもする。
ただ一つ言えることは、仮に実現しても
フィアット・グランデパンダ・アバルトというカタカナに弱い人には地獄のような長さのネーミングになるということだろう。
ちなみに四駆ならこうだ。
フィアット・グランデパンダ・アバルト・クアトロペルクアトロ
となる。
以上。
それではまた近々。
A prestissimo!!