Vol.197 巣ごもり妄想なのか?

©Andrea Bonamore

そう言っちゃあ元も子もないが、デルタをはじめとするイタリアの妄想系本格3Dレンダリングはなかなか見応えがあるものが多い…。

 

今度は、かつてイタリアンミニの代表格として日本でも大人気を誇ったアウトビアンキA112の復刻版ともいえるE112である。気づけば実に50年以上も前となる1971年にデビューしたアウトビアンキA112アバルト。
日本ではシリーズ末期ともいえる80年代からのモデルが多く、その立ち位置がスポーツミニの決定版てきな印象が強いが、そもそものアウトビアンキは、小型ながら上品かつ優雅、洗練されたイメージで売られていた。

 

1969年にデビューしたA112は、3.3mにも満たない全長に、ゆとりある室内、なにより軽快な走りとタフさを持ちあわせたクルマで、当時英国のMINIがイタリアで大人気なのをよく思わなかったFIATが迎撃機として開発した一台だ。
後のFIAT127に受け継がれる、いまも世の中の主流である小型FFハッチバックの元祖のような存在で、タダ単にMINIのイタリア版ということではなく、ちょっと上質な大人な雰囲気をもたせるために当時のFIAT傘下であるアウトビアンキブランドからリリースされたという背景を持つ。
ちなみに、そのすぐれた総合力で、なんと1986年まで生産された超ロングセラーモデル。

 

 

 

 

ぐだぐだとウンチクを語ってしまったが、今回の妄想シリーズのE112。しかもアバルト版となると、現在死に体のランチアにとっても、なんやかんやで500ベースしかないアバルトにとっても、ちょっとしたカンフル剤になるのかも? と思ってしまう。

アンドレア・ボナモーレさんというデザイナーが起こしたレンダリングが、かつてのA112を彷彿させているかといわれると、ん?ん?という感じがしなくもないが、その意気を買おうじゃないか。

 

 

ちなみに欧州の排ガス規制による都市部での利便性を考え、500の電動がプラットフォームとなるという…。まあ、Eですからね。

 

それではまた近々。

 

A prestissimo!!