Vol.080 スティーブ・マックイーン

banner昨年2016年に日本でも公開された「スティーブ・マックィーン その男とル・マン」というドキュメンタリー映画をご覧になったことがあるだろうか?

原題もそのまま「Steve McQueen the man & Le Mans」なのだが、言わずと知れたレース映画の金字塔「栄光のル・マン」の製作背景についてのフィルムだ。

年代的にリアルタイムで「栄光のル・マン」を劇場で見られてはいないのだが、レース好きの「男の子」には余りあるロマンと男臭さの塊のような映画だった。

 

 

 

 

 

 

 

GettyImages-180484892-626x496しかしながら、情報としては知っていたマックイーンの「レース好き」が、この映画を見ることで、どれほどのものだったかがよくわかる。
そして圧巻なのは、カメラカーの仕組みや、撮影の裏話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mcqueen以前にもこのコーナーで触れたことがあるが、彼はここ数年の欧州における(もちろん米国でもそうだが)ファッションアイコンであり、彼の映画に出てくるスタイルやふだんの服装などにさまざまな発見がある。

理屈抜きでカッコイイ男である。

 

 

 

 

 

 

この映画、特にオフのマックイーンが多数出てくるので、やはりそれだけでも見る価値があるかとは思う。しかし、一番の見どころはやはりメイキングの部分であり、撮影の背景や、出演した実際のレーサーたちの話など「あー、そうだったのか!」というようなシーンが多数ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう意図で作られたのかはもちろんのこと、貴重なインタビューや編集とあわせて「栄光のル・マン」を知っている人も知らない人も楽しめる作品だといえるので、まだご覧になっていない方には是非おすすめしたい。

 

 

 

 

 

それではまた近々。

 

 

A prestissimo!!