Vol.056 サグラなるもの

sagra_del_cinghiale_suvereto_2015ようやく秋だ。
とにもかくにも食欲の秋。
「天高く馬肥ゆ」ってのは人間にとっても同じ。

 

 

 

別に急に食欲が湧くという意味ではなく、やはり美味しいものが収穫される時期なんだろう。緯度が日本と同じイタリアもまさにこの時期は収穫の時期である。
旬のものに勝る美味はなく、この時期のイタリアといえばやはり「サグラ」である。
サグラというのはイタリアで言う所の収穫祭。ちなみに似た響きの「サグレ」は収穫祭の複数形。意味は同じだ。

栗、きのこ、お肉、オリーブオイル…。
sagra-del-fritto-misto-sieciとにかくお祭りだ。
中には、これらひっくるめて揚げ物(フリット)にしてしまう、一切合切なお祭りもある。
言葉は悪いかもしれないが、ど田舎で行われるこれらのお祭りは、食べて飲んでが主体で、およそ都会の感覚からするとありえないクオリティと価格が楽しめる。
ひたすら食べては喋るという基本的コミュニケーションに加え、老人向けダンス会まで色々ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
316781_2057131460163_7397656_n1日本で言う所の「村祭り」そのものであり、もちろん若い子達は「ダサい」という向きもいないわけではない。
確かに洗練とは程遠い世界だが、とにかく極上の食べ物にありつけるという意味では、やはり彼らも大人になると自然と足を向けるようになる。

 
イタリアに来て有名なレストランで舌鼓もいいのだが、食の都とも言えるイタリアの食材を味わい尽くすなら、この「サグラ」を巡るのもオツだと思う。

 

 

皆さんもぜひ!

 

 

 

 

それではまた近々!

 

 

A prestissimo!!