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イタリア好きが嵩じてついにはフィレンツェに移住までしてしまったCollezioneイタリア特派員Noriによる、「イタリアよもやま話」。 ちなみに「Bollito Misto」とはいわば「ごった煮」のこと。 自動車、自転車、食事にワインやサッカーはもちろん、たまには真面目な社会的な?お話を勝手気ままにお届けします。               秋、それは食欲の秋。 今年は夏も長く、あんまり秋がなかった気がするが、ともかく秋は収穫の秋なのだ。 ベンデッミアと呼ばれるこの時期は、オイルにワインにトリュフやキノコなどトスカーナを代表する様々な食材が盛りだくさんとなる。       イタリアでの暮らしの最大の魅力の一つは、やはり食事と言って憚りはないだろう。 特に、11月のノロジカのラグーなどは絶品…

      MASERATI GHIBRI GT 2.0 V6 6MT 年式:1999年 車体色:グリジオツーリング 走行距離:56,500km 排気量:1,990cc     かつてのスーパーカーの名前が復活したのは、1993年のこと。新生したマセラティ・ギブリは、2ドアのクーペとして蘇ったのだった。 モデルの変遷としては、ビトゥルボをルーツとして、222へと進化し、その後継として存在したモデル。そこに現代的でマッシブなデザインが与えられたのだった。 しかし登場から20年、この個体としても13年を経て今、改めて目にすると、その印象は決してマッシブではなく、むしろ現代では絶対に創れないだろうエレガントさに満ちたデザインだと確信できる。醸し出される雰囲気は、そこはかとなくしっとりとしたものがある。   そうしてドアを開けると、もはや…

イタリア好きが嵩じてついにはフィレンツェに移住までしてしまったCollezioneイタリア特派員Noriによる、「イタリアよもやま話」。 ちなみに「Bollito Misto」とはいわば「ごった煮」のこと。 自動車、自転車、食事にワインやサッカーはもちろん、たまには真面目な社会的な?お話を勝手気ままにお届けします。               「CAR GRAPHIC」の小林彰太郎さんがお亡くなりになった。 多くのメディアの方、特に自動車ジャーナリスト関連のみなさんが思い出やおくやみを述べていらっしゃるが、かくいう私も、もちろん部下と上司という関係ではあるが、若い時分に大変お世話になった関係であった。 「よもやま」に適切かどうかはわからないが、自動車に関わる人間として、今この場をお借りできればと思っている。  …

イタリア好きが嵩じてついにはフィレンツェに移住までしてしまったCollezioneイタリア特派員Noriによる、「イタリアよもやま話」。 ちなみに「Bollito Misto」とはいわば「ごった煮」のこと。 自動車、自転車、食事にワインやサッカーはもちろん、たまには真面目な社会的な?お話を勝手気ままにお届けします。               東京モーターショーが迫ってきた。 いろんな意味で正念場を迎えている日本の自動車。 というのも、日本で走っている自動車はその多くが軽自動車、バン、ハイブリッドの2ボックスといった、正直私のようなオールドスクールなクルマ好きにいわせれば、ちょっと退屈なものばかりだ。       若者のクルマ離れ、免許離れが嘆かれて久しいけど、その気持もわからんでもない。 …

イタリア好きが嵩じてついにはフィレンツェに移住までしてしまったCollezioneイタリア特派員Noriによる、「イタリアよもやま話」。 ちなみに「Bollito Misto」とはいわば「ごった煮」のこと。 自動車、自転車、食事にワインやサッカーはもちろん、たまには真面目な社会的な?お話を勝手気ままにお届けします。               恐らくまだ数多くないにせよ、そこそこのマニアの方ならご存知の旧車イベント、「Automoto D’Epoca」が間もなく開催される。 幕張メッセ級のイベント会場を埋め尽くす、旧車、バイク、ミニカーなどの雑貨類などはまさに圧巻。日本ではフランスの「Retro Mobile」などに押されて影が薄いようだが、イタリア車でいうならこのアウトモトデポカは外せないイベントだ。   &…

イタリア好きが嵩じてついにはフィレンツェに移住までしてしまったCollezioneイタリア特派員Noriによる、「イタリアよもやま話」。 ちなみに「Bollito Misto」とはいわば「ごった煮」のこと。 自動車、自転車、食事にワインやサッカーはもちろん、たまには真面目な社会的な?お話を勝手気ままにお届けします。               ここ二回ほどモーターショーの話をしたが、いったい今どんなクルマがイタリアで売れているかについて触れてみたい。 ちなみに、イタリアにおける2013年上半期(1−6月期)登録トップ10というと…。     1.ニューパンダ 58,503台 2.プント    37,182台 3.ニュー・イプシロン 25,859台 4.チンクエチェント 25,232台 5.ルノー・クリ…