日本人の名前は実に多彩だ。 キラキラネームなどと騒がれて久しいが、個人的にはどんな名前をつけようが親の勝手だと思って揺るがない。 が、確かに今もし小学生なら友達の名前をすべて読めるかどうかは全く自信がない。 キラキラした名前は、他にない、その子だけのといった「オンリーワン」思考が非常に強いそうだが、もうひとつはその時代にもとめられているものを潜在的につける傾向があるという。 例えば、第二次世界大戦中ならば、勝利(かつとし)勝(まさる)や剛(つよし)といった戦争勝利を祈願する思いがあったのに対し、戦後すぐでは富や豊といった物資不足のない世の中を夢見た名前が多いという。 その意味では、今の日本には愛や夢や希望がないということになる。それはそれで怖い話だ。 さて、イタリアをはじめとするキリスト教の国では、実は名前のバリエーションはかなり少な…
今も昔も、年寄りが若者に抱く感情。 紛れも無いジェネレーションギャップが元なんだろうが、この「近頃の若いもんは…。」という感覚は常に受け継がれているようだ。 街にフレッシュマンたちがあふれるこの季節。彼らを迎える上司となる人々にもそれなりの「新しい風」があるように思える。お父さんくらいの世代の「お偉方」も、去年まで文字通り下っ端だった新入社員も、やはり何かしらの緊張感があるのだろう。独特の雰囲気がそこかしこに見られる。 オフィス街ではお昼時、電車の中、色んなモノが見えてくるのだが、ちょっと気になったモノや事について少々。 ある日電車に乗ると”若い”サラリーマンが珍しくスマホではなく本を読んでいる。それも何かの教則本のようだ。 趣味悪く覗きこむでもなく気になるがままに目をやると、そこには「怖くない!正しい敬語の…
日本が誇る交通機関の最右翼は間違いなく現時点では新幹線だろう。 正確なダイヤ、清潔な室内、多くの外国人観光客がときめくコミューター。 ちょっと運賃が高すぎるのがたまにキズだが、やはり世界的に人気の乗り物であることは間違いない。 イタリアにももちろん新幹線はある。 その名もフレッチャロッサ(赤い矢の意)、実に速そうな名前だ。 そして、ちょっとおしゃれなITALO(イタロ)だ。 前者はいわばJRで、後者は私鉄だが、フレッチャロッサ(国鉄)と同じ線路を使用して走るもの。同じ線路を国鉄と私鉄が共有などとは、ちょっと日本では考えられないが、ともかくしばらくは廉価でオシャレな内外装で話題を呼んだ。(今は価格面のメリットもなくなり、経営もあまりうまくいってないらしく、サービスなど随分と雑な印象…
ピレリの筆頭株主に中国企業が…。 株式会社、資本主義。まあ、仕方ないことだし起きうる話だ。 しかし、ピレリはイタリアの自動車を語る上では無くてはならない存在。 言うまでもなくF1のタイヤだってピレリだ。 厳密にはピレリが売ったのではなく、筆頭株主であるカム・フィナンツィアリア(カムフィン )が、中国化学メーカーの中国化工集団(ケムチャイナ)に保有株を売却することで合意したわけなのだが、ケムチャイナは株式公開買い付け(TOB)を通じて残りのピレリ株を取得する方針だそうだ。 イタリア紙が報じるには、3月19日にカムフィンが持ち株の売却に向けてアジアメーカーと交渉していると報じたことを受け、ピレリ株は2002年前半以来の高値まで上昇していたというが、やはり実質的にはイタリア主導の企業でな…
ランチアがその存在自体を危ぶまれて久しい。 フィアット(クライスラー)グループの総裁、マルキオンネ氏のアメリカ式経営の概念にすれば、ランチアはただの売りにくいブランドになってしまっているのか…。 彼に追い出された形になった、イタリア、いや欧州きっての人気者ルカ・ディ・モンテゼーモロがフィアットグループの総裁についた時、彼が出した新聞広告にはランチアのエンブレムが中心を飾っていたものだ。 イタリア国内、いや本場トリノでもイプシロンやデルタを見かけるケースはどんどん減っており、ランチスタとしては非常に悲しい現実に直面している。 華美でない高級車。 その概念は今の時代にこそふさわしく、本来ならランチアこそがその本命としてスポットライトを浴びるべき存在だが、その役割はすっかりとアウディに奪われてしまって…
「嘘が現実に…。」 4月だ。 日本では新会計年度の初日。日本では何かと「新しくなる」日であり、暦の上では、祝日でもないのに殊の外重要な日であったりする。 あとは花見、花見、花見。あまり無理をせぬよう、肝臓をケアして欲しいものだ。 実は40年近く前の1976年4月1日はアップルコンピュータ社の設立だったり、東京証券取引所が設立された日だったりする。もっと地道な情報だと、岩倉具視の500円札に代わり、500円玉が登場したのも今から33年も前の今日。電電公社がNTTになったのがちょうど30年前の今日。 日本初の商用検索サイト「Yahoo Japan」のスタートですらもう20年近く前の1996年の今日だし、クルマがらみだと、通称「ハイカ」ハイウェイカードが廃…