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これまでにも何度か紹介してきた北イタリア、ヴェネチアのそばにある街パドヴァで行われる旧車イベント「アウトモトデポカ」に行ってきた。     2月のフランス・パリのレトロモビル 4月のドイツ・エッセンのテクノクラシカ そして10月のパドヴァが欧州の三大旧車イベントと言えると思う。             いずれもそれなりの歴史があり、昨今の旧車価格高騰と相まって盛り上がりを見せている。 一時期はネットの普及もあり、レアな部品の価格が高騰し、イタリア生活の楽しみの一つである「蚤の市」感が薄れてしまうという側面もあったが、それを補って余りある旧車ブームにより多くの人でにぎわうようになっている。                  …

2017年1月18日

新年あけましておめでとうございます。 今年も皆様のカーライフが豊かであることを祈りつつ、政治や技術など様々な変革の年にもなりかねない2017年をなんとか生き抜いて行きましょう!           このコーナーも、昨年のパリサロン、そしてイタリアはパドヴァのイベントなどについてもリポートしている最中でしたが、今年はまもなく東京オートサロン、そして、昨年から始まったオートモビルカウンシル、そしてさらには奇数年なので東京モーターショーがあるなど、日本の自動車イベントも目白押し。                 自動運転やら、電気自動車だのと「本当にそれってクルマの価値の本質なの?」というような相変わらず消費者置いてきぼりな感じの日本の自動車業界ですが、トランプ大統領…

前回に引き続きパリサロンのお話を。 かつて5大モーターショーと呼ばれたパリサロンも、日本の東京モーターショー同様Aショーと呼ばれたその座を中国のモーターショーに奪われている。 AとB、具体的な違いは、ショーに各メーカーの役員が来訪するか否か。これが実は大きな違いがあることは想像に難くないだろう。市場原理主義なのでそれは仕方のないことなのだが…。 さて、そんな政治の話はさておき中身に触れたい。   基本は新車の発表会場なわけだが、毎回そのトレンドというのは変わっていく。 ドイツをはじめとするユーロ規制の煽りを受けた欧州自動車界にとってEVへの転換は急務。もちろんドル箱市場である中国もそのユーロに準じているわけだから、各社がEVに対する動きを見せるのは当然のことである。             殆どのコンセプトカ…

少し前になるがフランスのモーターショー、パリサロンへ行ってきた。   パリサロンという響きがなんとも素敵な感じだが、実際、「あのパリ」で行われる自動車ショーなので、ショー自体もさることながら街を楽しむという意味でも、毎度毎度わくわくしてしまう。 別に何がというわけではないのだけど、とにかくパリという街はアガる場所であることは間違いない。 そうした理由からか、周辺諸国からも奥さんや子供を連れてやってくるケースも多く、会場の男女比もなかなか拮抗している。             今回は不景気とテロにまみれたパリだったので、やや盛り上がりに関してはそこそこ心配していたのだが、なんのなんの、いよいよ上向き感が垣間見れるような人出で大いに賑わっていた。 街のそこかしこに機銃を持った軍人が警備しているのだが、そのせいかスリなどの軽犯…

前々回ご紹介したイタリアの若き政治家たちだが、早速いろいろと不具合が出てきているようだ。             日本を例に挙げるまでもなく、やはり大人の世界というのは「ドロドロ」としたもので、イタリアも映画「ゴッドファーザー」を例に挙げるまでもなく、その最右翼に位置する国の一つであるのはご承知かと思う。   正義感や正論で渡っていけるほど世の中は甘くなく、かといって闇から闇へだけでも成り立たないというのが「人の世」の現実。 実のところ「ほどほど」こそがよろしくやっていく上でのポイントなのかもしれない…。       話を前々号で紹介した女性初ローマ市長、ラッジ氏に戻そう。 彼女の「正義感」溢れる行動がいよいよ危険地帯に入りつつあるのだ。     そもそも彼女…

ようやく秋だ。 とにもかくにも食欲の秋。 「天高く馬肥ゆ」ってのは人間にとっても同じ。       別に急に食欲が湧くという意味ではなく、やはり美味しいものが収穫される時期なんだろう。緯度が日本と同じイタリアもまさにこの時期は収穫の時期である。 旬のものに勝る美味はなく、この時期のイタリアといえばやはり「サグラ」である。 サグラというのはイタリアで言う所の収穫祭。ちなみに似た響きの「サグレ」は収穫祭の複数形。意味は同じだ。 栗、きのこ、お肉、オリーブオイル…。 とにかくお祭りだ。 中には、これらひっくるめて揚げ物(フリット)にしてしまう、一切合切なお祭りもある。 言葉は悪いかもしれないが、ど田舎で行われるこれらのお祭りは、食べて飲んでが主体で、およそ都会の感覚からするとありえないクオリティと価格が楽しめる。 ひたすら食べては喋るという基本的コミュニ…