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イタリアでFIAT傘下に入ってからのアルファロメオ売上歴代TOP5が発表された。 果たしてそのニュースがイタリア人に響くかは相当疑問なのだが、日本においてはきわめてなじみ深い車たちが多いので、ちょっとご紹介したい。   第5位 Alfa Romeo 164 269,894台 FIAT傘下における最初のヒット作とよばれるのが、この164。1987年から97年まで生産された。 間違いなくアルファ至上でも、際立つ傑作デザインの1つだと思う美しいクルマは、ピニンファリーナ時代のエンリコ・フミアのデザイン。 いまでは排ガス規制の問題で、イタリアでは全くといっていいほど見かけなくなってしまったクルマだが、そろそろ再評価されてもいいのではないだろうか? 日本国内でもひときわ目立つ存在感があったし、トリノの街角なんかで見かけると結構ドキッとしたものだ。   第4位 Alfa …

すでに日本でも一部の自動車websiteで報じられているが、キメラオートモビルからランチア・ラリー、通称037のオマージュのモデル、EVO37が登場する。 日本語だと「エヴォサンナナ」と読めるが、実際はエヴォトレンタセッテと読む。   イタリアのクルマ好きの間でも、まあデルタやストラトスが復活したから、次はもちろん037だろうなんて話は出続けていた。     勝つために自由にクルマをデザインして、実際にレースで勝ったというのは、おそらくはこのランチア・ラリー(デルタS4はいろいろあったので…。)が最後だろうから、彼らの言うところの「栄光の香り」なんて部分はそうしたノスタルジーが開発のモチベーションになったのは納得がいく。しかし、今回のEVO37は当時の関係者が多く参加しており、中身的にはかなり本物なゼロサンナナなのかもしれない。   この…

伊仏合体のコングロマリット、ステランティスの第一弾がまさかあのアバルト1000SPの復活だとは…。 正直びっくりした。 アルファの4Cをベースにしたワンオフというが、それにしても結構エンスーなクルマが今のこの世の中にリリースされるとは…。 旧FCAのHeritageのトップ、ロベルト・ジョリート氏が指揮を執るようだけど、なかなか渋いセレクトだなあと思う次第。 エンジンは4C譲りのアルミ製1742cc直列四気筒。240CV/6000rpmなんで、エンジンスペックなどはそのまんまな感じである。車重は1トンを超えてくるらしいが、ちなみにオリジナルは、馬力こそ少ないが500kgもない。     FIATもABARTHもLANCIAもALFAも、ヘリテージの宝庫なので、これからも渋い復活を望みたいモノだ。   それではまた近々。   A…

ベストカーwebで渡辺陽一郎氏も書かれているが、 税金の旧車への風当たりが強すぎる。 あまりにも正確にたくさんの情報をお書きになっているので、詳細は是非こちらをご覧いただくとして、簡単に言えば長くクルマに乗ることを阻害するような税制である。   現時点での年金生活者に厳しいのはもちろん、これからどんどん年金がなくなっていくのに、一体どういうつもりだと言いたい。 あくまでクルマ目線ではあるが…。 もっともっと俯瞰で見れば、日本自体の国力は低下の一途だし、税収だって減っている。人口も減りまくりだし、コロナでどんどん景気は悪くなってる。 政府はわりかし給付金や補助金をきっちり出してくれている方だとは思うが、こうした理由を考えると税収という点では何かしらの手立てがないとまずいというのもよくわかる。   ただ、ちょっとだけ考えて欲しい。 仮にこういったパンデミックがも…

ポルシェがすっかりそうであるように、いつまでもアルファロメオが古豪のスポーツカーメーカーだと息巻くのは、ともすると時代遅れなのかもしれない。 というか、ご時世的にSUVに文句を言えるほど、その売れ行きがしょぼいモノではないどころか、完全にブランドの屋台骨を支えるヒット商品となっているわけだ。 アルファロメオ・トナーレ。 Stelvioが出た後なので、もはや驚きはないし、フェラーリだってポルシェだってSUVがあるんだから、当然のことだろう。 こういう書き出しをすると、古豪のスポーツメーカーはいつまでもスポーツカーのみを作るべき!ってな原理主義的な発言をしたいのかと思われるが、個人的にはもはやそういった感情はずいぶんと前に消えてしまった。   というのも、SUVブームがヨーロッパ、とりわけイタリアに訪れたのは、下手すると10年近く前の話だ。まあ、リーマンショックが遅れてきたイタリアに…

2021年4月18日

昨年、つまり2020年はFIAT PANDA 生誕40周年。 今年2021年はアウトビアンキA112のABARTHバージョンの生誕50周年である。 日本でカローラ生誕○○年なんて話題にもならない(イベントでは発表されてました)が、アウトビアンキのような今は消滅したブランドでさえ、イタリアでは大手新聞(La Repubbulica)の記事になる。   日本ではこの断然アバルト版がメジャーで、A112、いやビアンキといえばアバルトくらいの感じがある。そんなA112でさえ、いまじゃすっかり目にしなくなったわけですが(クラブの方、すみません!あくまで一般論です)、80年代後半にはかなりの数をみかけることができた。   権利の関係でアップできないが、かの鳥山明先生の愛車もこのA112で、「Dr.Slump」の中には原作、アニメ共々たくさん登場シーンがあった。 アバルト版であれ、ノ…