Bollito Misto vol.232
1985年。
やたら派手な服や髪型が流行り、オシャレな職業の代名詞とも言われたマヌカン(DCブランドのブティック店員〜死語)が、日頃カッコつけながらも、実は鮭弁当を食べているような、実にチャラチャラした時代。
![](https://www.collezione.co.jp/home/wp-content/uploads/2022/06/51xWQTzBcSL._AC_.jpeg)
そんな中、後にタイムマシンもののハリウッド映画の金字塔となる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が封切られた。
映画の内容以上に実は強烈なインパクトを残したのが、この主人公すら食ってしまったタイムマシン、「デロリアン DMC-12」である。
ステンレスのボディ、ガルウイング(コレがホントのガルウイングだった)という未来感満載のクルマは、まさに「タイムマシン」にふさわしい感じがしていた。
実際、この映画の刷り込みにより、未だに夢のクルマとして挙げる人もたくさんいる。
このDMC-12についての詳細は、丁度面白い映画もあるのでこちらをご覧頂きたい。
![](https://www.collezione.co.jp/home/wp-content/uploads/2022/06/maxresdefault-1.jpeg)
さて、そんな夢のクルマ「デロリアン」がEVで復活するという話がある。
イタリアで生産されると噂のこの新型デロリアンはAlpha5という名前になるという。
が…。
![](https://www.collezione.co.jp/home/wp-content/uploads/2022/06/delorean-alpha5-2022-05_12.jpeg)
百歩譲っても同じデザインで攻めるべきなのに、なんと今どきの2020年代なデザインが予想されている。
もうステラなんかがフツウにガルウイングだといういのにだ。
![](https://www.collezione.co.jp/home/wp-content/uploads/2022/06/delorean-alpha5-2022-05_13.jpeg)
満を持して登場の未来のクルマのはずが、遅れてきたEVという感じになってしまっている。
なので、これは違うとあえて声を大にしていわせていただく。
ジョルジェット・ジウジアーロに払う金がない?
いやいや、そこはデザイン優先でしょ?
みなさまはどう思われます?
それではまた近々。
A prestissimo!!