久々の欧州

Bollito Misto Vol.258

長かった…。
ついにという感じで、久々の欧州渡航だ。

思えば2020年の2月。日本でようやくコロナの存在が取り沙汰され、例のクルーズ船での隔離云々というのが話題となったあの頃、ちょうど無人のパリ・シャルル・ド・ゴール空港にいた私は、まさかこれほどの長い間パンデミックの猛威にされるとは思ってはいなかった。(みんなそうだ)

この20年でこれほど飛行機と疎遠になったことはなく、久々のフライトにちょっとワクワクしたのもつかの間、飛行機が北に頭を向けた時点で「うーん、なんか違う…。」となった。

アタリマエだが、飛行機は最短距離を結ぶからこそ高速移動手段なわけであって、件のロシア・ウクライナ問題からロシア上空を避けつつ欧州へ向かうという不便を味わうこととなった。

昭和の時代、海外旅行と言えばアメリカ! ニューヨークに行きたい奴らはアンカレッジ経由! なんて思ったヒトがどれほどいるかは知らないが、アメリカに向かってないのに、アンカレッジのそばを通り、北極そばを回りつつ、グリーンランド、イングランド上空を経てパリへ向かうルートは初体験。

これまで9000キロほどだった飛行距離は約12,000キロへと約3割増加!

恐ろしいほどの航空券高騰の原因は、こうした物理的要因もある。それにしてもサーチャージだってべらぼうに高い…。高すぎる…。

変な貧乏根性が生まれたせいか、機上では何も食べずにすぐ寝るのが主義だったが、ついついワインを飲みまくってしまったw

今回の目的地はボローニャ。

そう、今年トリノからパルマに開催地を移した、アウトモトレトロに顔を出すためだ…。

つづく…。