最近ランチアの記事が続く…。
個人的な好みで申し訳ないのだが、それでもコレッツィオーネのお客様の大半はランチア好きという事実にも基づいているので、しばしお付き合いいただきたい。(未確認情報)
さて、デルタやイプシロンがランチアネタの定番なのだが、一月ほど前、実に久しぶりに関係者を集めた発表があったが、なんとそこには「ガンマ」の名前が…。
初代は1976年にデビューしたピニンファリーナ製ボディをまとった美しいセダン&クーペ。
極めてスタイリッシュな内装とあわせて、非常に印象的なクルマでした。

はじめてイタリアに行ったとき、到着したトリノの空港の駐車場で見かけたブルーのガンマクーペは、今でも脳裏に焼き付いています…。つまりランチア好きには、結構刺さる一台というわけです。
詳しい人なら名画ゴッドファーザーIIIにもチラッと登場するのでご存じの方もいるかも知れません。
いまでこそ高級ファストバックセダンが当たり前の世の中ですが、当時としてはかなりトガッた一台でした。

2026年初頭の正式デビューに向けて準備中
ランチアのCEOルカ・ナポリターノ氏自身が自身のSNSに写真を投稿したことに端を発する、ガンマ復活劇。生産はイタリア・メルフィ工場で ― 新型ガンマはファストバック×クロスオーバーの融合ボディとなる予定。ステランティスのイタリア・メルフィ工場で生産される予定だといいます。
高級路線をうたう新生ランチア。
高級セダン市場に復帰するランチアですが、やはり今流行の、SUVとのミックスというかクロスオーバー的な要素を持つ“ファストバックセダン”として登場するとの噂もまだまだ健在。
いずれにせよ、ステランティスCEOのナポリターノ氏は、「イタリアとのつながりは今後さらに強くなる」と強調していますのでちょっと期待したいところ。
後部ライトが新型イプシロンと類似?
現時点では、新型ガンマのデザインに関する公式画像はありませんが、新型イプシロンに似たリアコンビランプのデザインという噂。
全長は約4.7メートルで、STLAミディアム・プラットフォームを採用する予定だということまではわかっています。
一部では、同じくメルフィ工場で生産される予定の「DS 8」に似たシルエットになるのではという憶測もありますが、確定ではないですね。
ハイブリッドモデルも?
DS8がEVのみであるのに対し、「ガンマ」には、ハイブリッドモデルを設定しているようで、145馬力の1.2Lマイルドハイブリッドと、195馬力のプラグインハイブリッド(PHEV)のラインナップが出るのでは? と予想する人もいます。
ちょっと楽しみです。
それではまた近々。
A prestissimo!!